2004年 4月 29日
全てをコンピューターに全て入れてしまう
MAX です。大変恐縮ですが、私自身の経験からコンピューターの歴
史をたどり、「全てをコンピューターに全て入れてしまう」観点から
まとめてみました。
幸いなことに大学時代技術系であったこと、メーカーで設計(ソフ
ト、ハード)をやったことから、コンピュータ歴は27年となりました。
最初は大学4年の8080(マイコン)のOSを卒論としました。さらに
日立のミニコンHitach 10 を触りました。紙テープを読ませソフトを
走らせていました。授業では、FORTRAN 言語の実習がありカードで大
型コンピュータに読み込ませていました。
1980年に入社したメーカーは、英文タイプライター、テレックス、
メインフレーム用の端末がありました。まだ、PCがない時代で、FAX
が主な通信手段でした。
1981年に別のメーカーに転職すると、マッキントッシュがありまし
た。当時8インチのフロッピーディスクから5.25インチのフロッピー
ディスクへ移行する過渡期の時代にその会社はアップル用に3.5 イン
チフロッピーディスクを設計、製造していました。
私の仕事は、Z80 マイクロプロセッサーを用いて英文ワードプロセ
ッサーの設計で、ディスプレイ用のソフトウェアをアセンブラー言語
で書いていました。
1980年半ばには、事業部(400 人)に1つ「書院」がありました。
専用のワードプロセッサーです。1台で100~200万円する時代です。
媒体は、5.25インチのフロッピーディスクでした。
1983年にUNIXベースのワークステーションを開発していたときは、
まだCPU スピードが10MHz の時代です。現在はPCでも2GHzですから1
0年200倍になったわけです。
1988年には、現在のPCの原形であるIBM PC AT 互換機を設計してい
ました。オペレーティングシステムはMS-DOSを使用していました。
UNIX機にしろ、MS-DOS機にしろ現在のようにWindows はありませんか
らコマンドを覚えアプリケーションを実行していました。
1989年にまた別のメーカー(外資系)に転職するとミニコンがあり
一人一人がその端末をもっておりました。まだ、PCの時代にはなって
いません。UNIX機なので、文章を作成するのはviエディターで使い勝
手が悪くメールもUNIXメールを使用していました。
1994年になると会社にマッキントッシュが入ってきました。グルー
プ使用で使い勝手は格段によくなりました。アイコンと呼ばれる図形
の操作ができるのでマンマシンインターフェースが飛躍的に向上しま
した。
いつPCが会社に入って来て個人で使用できるようになったかはあま
り記憶にないのですが、1996年ごろです。あっという間にイントラネ
ットが構築され、インターネットも1997年には使用できたと思います。
気がついて見ると何でもPCに入っていることに気がつきます。最初
に入ったのはワープロソフトです。その内FAX モデムがPCに入りまさ
にFAX 機となったのです。ゲームもすぐにPCに入りました。
スキャナーが発売され、家にある6000枚の写真のネガを全部JPEGフ
ァイルに変換しました。卒業アルバムから始まり数十年前の写真もPC
に全部入れてしまいました。
子供が2~3歳のころのオーディオテープもWAVEファイルに変換し
てPCに入れてしまいました。アナログのビデオテープが数十本ありま
すがこれもMPEG4 ファイルに変換してPCに入れたりDVD に収めたいと
思っています。
デジカメも購入しテレビやPCですぐに見ることができ、アメリカの
友人にもすぐに送ることができます。
ボイスメールもPC上で「見る」(もちろん聞く)ことができます。
FAX もボイスメールとして扱います。アメリカの社長のボイスメール
が朝くると全世界の社員に送られていることがたまにあります。これ
もPC上から管理できます。(ただし、ボイスメールはサーバーが必要
です。)
PCからそれますが、ボイスメールの良いところは、生産性が格段に
上がることです。会社から東京駅に向うタクシーの中で携帯電話から
社のボイスメール装置に電話をしてボイスメールを作成し、シンガポ
ールの上司やオーストラリア、香港、アメリカのカウンターパートに
送信できるのです。
電話も現在は、IP電話の時代となりました。PCには、IPソフトフォ
ン(ソフトウェア)をインストールし、マイクとスピーカーで電話に
なってしまいます。普通の電話機と異なり、電話機を移動させても内
線番号は移動しません。自宅や海外にいながらPCが会社の内線電話機
と化してしまいます。
IP電話機は、どこのアウトレットにつないでもよいわけです。IPソ
フトフォンであれば出張時にブロードバンドのインターネットに接続
できればIP-VPNで会社のネットワークと接続してPCを使いながら電話
ができます。FAX もボイスメールもPC上で見たり聞いたりすることが
できます。
いつの間にかビデオ電話会議システムも使わなくなりました。個人
のPC上にカメラとマイクとスピーカーをつければIP上でビデオ会議が
できてしまうからです。
テレビの録画もPCででき、外部から見ることができるものもあった
はずです。予約もキャンセルもインターネットからできます。
これからは、ICタグが家庭に入ってくるのでしょうね。衣服に取り
付けてID番号をPCで管理して、携帯用のアンテナを押し入れに向ける
と箱21番に、海水パンツがあるという具合に。
これからどんどんPC環境が変わっていくのでしょうね。楽しみです。
